菅平温泉やまびこ

ラグビー観戦記

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2000年10月28日〜11月5日


<10月28日>
  ワラビーズ 対 プレジデントXV(64−13)     

 W杯覇者のワラビーズが初めて日本にやってきた。
 日本は欧州遠征途中の経由地にすぎないけれど、秩父宮でビッグゲームを
 2週連続で観られるなんて、ファンにとっては感動の出来事である。
 今週は辛うじてTVKでTV観戦できるものの、来週は地上波放送はないため
 秩父宮で観戦できない地方のファンが残念がるのも無理はない!
 前半はプレジデントが連続攻撃でワラビーズを 14−6 とおびやかした。
 プレジデントの密集での好プレッシャーから反則も多く取られていた。
 それでも後半は本来の速い攻撃で8トライをあげる猛攻で、さすが王者の
 貫禄を見せつけてくれた。
 遠征不参加のラーカム&グレーガンのHBコンビを生で観たかったな。
<10月29日>



  関東学院大学 対 法政大学(27−18)

 法政には2年連続で負けていたし、前評判では法政有利とも言われていた。
 しかしリーグ戦全勝対決となったこの試合の軍配は、関東学院に上がった。
 前半から法政が勢いよく攻め続け何度もゲインを切るのだが、関東は
 よく集中していてボールへの戻りも早く、ディフェンスし続けた。
 後半には法政の渡辺キャプテンが退場することになってしまったが、
 関東の方が終始冷静だったようだ。15人ラグビーを示してくれた。
 米元くんはじめ、選手それぞれがよくフォローしている。
 NO.8に復帰した山口くんは鋭いサイド攻撃でトライも取った。
 途中角濱くんがキックで攻めるパターンが何度か見られたが、
 せっかくなら彼の強さとスピードを活かして走る姿が見たかった。
 チームはとてもいいムードで仕上がってきているように見える。
 これで4連勝。今年も関東学院は強いぞ。 
<11月3日>







  オールブラックス 対 パシフィックバーバリアンズ(50−10) 

 試合前の秩父宮正門付近は予想以上の混雑で人が溢れかえっていた。
 スタンドはほぼ満席。我々のすぐ近くには、サニックスやワールド軍団が
 陣取って観戦している。各チームの現役選手や高校ジャパンのコーチたち
 など、たくさんのラガーマンが観客として訪れていた。
 外人も大勢来ており、国内試合にはない異様な熱気がたち込めている。
 グランドに選手たちが登場すると、大歓声が起こる。カメラのフラッシュ
 があちらこちらで光る。オールブラックスのハカのあまりの迫力に、マイ
 クのヒューズが飛んでしまったっとか。 そもそもマイクは不要だった?
 目の前でハカを見たバーバリアンズのNZ人たちはどんな気持だったのか。
  「俺、鳥肌がひかないよ」「本物のロムーだろ。興奮するなあ」
 前の列の高校生ラガーらしき男の子達は、初めて見るオールブラックスに、
 試合前から感動しまくっており、何とも微笑ましかった。
  
 前半は激しいディフェンスで密集での攻防が続き、14―7と接戦。
 このままではオールブラックスも気を抜いてはいられない。
 後半に入ると次々とメンバーを入れ替えて、いろいろな戦術を試すかのよ
 うに勝負に出た。疲れの見え始めたバーバリアンズをスピードで圧倒し、
 力の差を見せつけて連続5トライ。勝利が確定する頃には、余裕さえ見ら
 れた。結果的には50−10と快勝だった。
 観客も80分間熱狂し興奮した。 
 トライシーンでは、思わず裸になっちゃうNZギャルっ子たちも出る始末。
 遠目から見てもまるでプロレスラーのような体格のロムー。後半登場の
 ウマンガも凄かった。この2人が走ると観客も特に大喜びだった。 
 一方バショップやスミスらの職人芸も負けてはいなかった。
 両チームとも、真剣勝負の素晴らしい試合をありがとう。
 対日本代表戦だったらどのくらい集客できたかな、と考えてしまう。
 先週のプレジデントXVといい、今回のバーバリアンズといい、これだけの
 豪華メンバーを調整して下さったラグビー協会のご苦労やご尽力には、
 ファンとして感謝せざるを得ない。
 只今遠征中のジャパンは対フランスA代表戦で23−40で負けたらしい。
 噂によればフランスAチームの出来もあまり良くなかったとか。地上波
 放送はないので残念ながらその実はわからないが、ジャパンは苦しい状況
 にある。頑張って、ジャパン。
 
<11月4日>   早稲田大学 対 日本体育大学(82−14)

 ここまで大差がつくとは思わなかった。それでも益子監督の表情は厳しかったけれど。
 厳しい試合をあと2戦控えているだけに、課題点も多い。頑張れ。
 ところで今シーズンの日体大は、監督不在の上にキャプテンもケガの為
 ベンチ観戦なので、かわいそうでならない。なんとかならないのか。
<11月5日>   慶応大学 対 明治大学(53−22)
 
 慶応有利と予想はしていたが、明治は完璧に負けてしまった。
 前半は明治もよく耐えて、ピンチをしのぎ守っていた。
 慶応のFWは、ラインアウトでは昨年ほど安定していないが、密集やスク
 ラムでのプレッシャーをよくかけていた。
 明治のスクラムがこんなに弱いなんて。どうした。
 後半反撃を始め、慶応の隙をついて3トライをあげ追い上げるのだが、
 反則にも阻まれて疲れきってしまった明治。 
 残り僅かで途中出場した栗原くんにおまけのトライをされて、万事休す。
  慶応はやはり強かった。
 この調子では、早稲田は早慶戦・早明戦ともに叩きのめされてしまうかも。
 終盤戦に向けて、各チームのますますの戦力アップを期待しよう。

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