菅平温泉やまびこ

ラグビー観戦記

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2001年11月3日〜11月11日  大学・社会人 いよいよ後半戦へ


<11月3日>
 
 関東学院大学 VS 日本大学 (44−6 三ツ沢球技場にて)

  
 先週に引き続き、雨の中での一戦となった。三ツ沢のスタンドには屋根がないので、さすがに観客も少なく
 寂しい雰囲気だ。
 Aチームとしては2週間ぶりのゲーム。先週の専大戦でBチームの一員として出場した堺田くんは、
 今週そのままAチームに入りを果たした。部員大所帯の関東学院では、ポジション争いが大変だけれど、
 個々の能力差は小さいはずで、地道に頑張っていれば突然のレギュラー指名も夢ではない?
 それがまた1人1人のレベルアップにつながるのだろうし。
  
 雨でボールが滑るのかパスがうまく通らずミスが多く見られたが、今村くんが2PGを決めて
 6−0 とした後の前半38分。日大FWのモールを30mほど押し込み、CTB河津くんからの
 パスをFB角濱くんがトライして 13−3 で折り返す。
 今までのゲームに比べると、日大ご自慢のFWに苦しめられて少し苦戦ぎみの関東。
 しかし、後半は少しずつ関東FWが優位に立って押し始め、本来のペースを取り戻しだす。
 ラックから出たボールをBKからさらにFWにつないで、最後PR立川くんが決めた中央トライは、
 関東らしいトライだ。 選手たちに余裕の笑みがこぼれた。

 終わってみれば、日大をノートライにおさえての圧勝。失点の少ないゲームが続く。
 雨の中大変お疲れ様でした。
 
 <ちょっとひとりごと>
   日大のHBは日川OBコンビだし、さらにPR伊藤主将が負傷退場後に交代で出た白井
   くんといえば、あの桂OBの白井くんじゃない! 懐かしい顔が出てくると嬉しくなるね。

 <11月4日>
 
 各地で行われた好ゲーム!

  
 対抗戦グループ全勝中の早稲田は、対日体大に計8トライを挙げて85−10と順当勝ち。
 
一方の慶応は、ゴール前で攻めあぐんでいた明治を31−5とおさえて全勝中。
 いよいよ23日の早慶戦が楽しみになってきた。既に一般席を除く指定席チケットは完売とか。

 リーグ戦グループの法政は、点数からすると、大東大に44−40と苦戦した様子。
 どんな試合内容だったのか。反則1つだって侮れない。法政にとっては重い1勝だった。
 この様子では、両チームともに、次の対関東学院戦に向けてさらに奮起してくることだろう。
 王者関東学院も、再度気持ちを引き締めて闘わなくては。
 
 関西社会人では7年ぶりにワールドがトヨタに24−23と勝利。ロスタイムに入った42分に
 1トライを決めたワールドは、久々のSO由良くんが逆転のゴールを慎重に決めたそうな!
 トヨタは痛い2敗目。2回とも逆転負けで悔しさ倍増。なんともついてない。
 
 東日本社会人では、NECがクボタを48−21と破る。対サントリー戦が頂上決戦となりそう。
 
 しかし今日一番の問題は、リコーがセコムに 8−30 で負けてしまったということ・・!
 何故? 今年のリコーはどこか違うはずだったのに! 次こそは。 
 

<11月10日>
 

桜庭さん健在!
頼れる35歳
 
 釜石シーウェイブス VS 東京ガス (30−26 秩父宮にて)

  
 「久しぶりの釜石を観たい!」
 雨降る中を訪れた観客たちは、メインスタンドとポール裏の屋根下にぎゅっと固まって観戦
 している。今日は12月下旬の寒さ。こう寒いと、まわりに空席のない方が風が吹き抜けず
 ありがたい。冷たい雨が降りしきり、カメラを持つ手がかじかんで震えてしまった。
 

 バックスタンドでは、雨に濡れながらも大漁旗が舞っている。オヤジたちの声援。
 これぞ釜石の応援風景だ。
 クラブチームとなったためチームジャージは新しく変わったけれど、北の”釜石魂”は
 そのままであることが伝わってくる。ファンの応援だって、地元チームである東京ガスにも
 負けていない。攻め続けるゲーム内容からもその魂が伝わってくるようだ。
 関東1部に降格してしまい、クラブチームとして生まれ変わった釜石が、再び復活する日を
 ひそかに応援しているファンはたくさんいるはずだ。
 対する東京ガスも、学生時代に秩父宮で活躍した選手たちがたくさんいるものの、東日本
 から1部降格したチームとしては釜石と同様。社会人チームとして勝ち続けることは難しい。
 
 雨中のゲームのため、東京ガスはペナルティの場面でSO中瀬くんがPGを狙う安全策をとる。
 一方の釜石は、強いFWが攻めて陣地をとり、SH池村くんがBKを左右に操る。
 前半は2トライを決めた釜石が21−9とつきはなすが、東京ガスは後半もPGを狙い続けて
 ジワジワと詰め寄り、残り5分のところで1トライを決めて30−26。1トライ差に詰め寄る。
 あと1プレー、もう1プレー。逆転勝利を願うファンの期待が高まるが、惜しくもノーサイド。
 釜石がここ秩父宮で貴重な1勝をとげた。
 釜石の2トライは
 いずれもFWによる
 トライだった。

 闘志あふれる瞬間。
   
 サントリー VS 三洋電機 (50−14 秩父宮にて)

   
 長谷川さん・中村さんのJAPAN組両プロップをリザーブに回して、ベテラン星川さんが左に。
 元吉くんが右に入る。先日の東芝戦で負傷した栗原くんは欠場だったが、期待の斎藤くんが
 NO.8に戻ってきた。 
 
 1試合目のPG合戦(両チーム合わせて計13本)とは打って変わって、サントリーらしい流れ
 の切れないゲーム展開が続いた。
 ペナルティからのボールをSH永友さんが素早いテンポで仕掛ける。
 雨中のゲームとは思えない巧みなパス。まわしてつなぐ。全員が反応してる。
 サントリーの方がボールへの集散が早く、三洋のディフェンスをさっと抜いて、連続トライ。
 後列のオジサマたちの言葉を借りれば、まさに「選手が湧いてくるよう」だ。
 ウルイヤナウがボールを持って走れば、追いすがるしかない。
 斎藤くんの、BKのような勢いある突進や狭いスペースをついて振り切る威力は凄い。
 前半は、三洋の選手がシンビンで一時退場したせいもあるだろうが、サントリーがトライ4本
 を決めて、26−7と三洋を突き放す。
 しかし後半開始早々のノーホイッスルトライなど、SH池田くん・SOリトルさんをはじめとする
 三洋BK陣の果敢な速攻は、多少なりともサントリーを危ぶませたかもしれない。もうこれ以上
 負けられない、という追いつめられたムードの三洋が反撃にでると、観客は寒さに震えつつも
 大いに盛り上がった。
    
     あまりに速すぎて? 写真はどれもピンぼけ。 トホホ。

 しかし結果的には、トライ8本のサントリーが快勝してゲームは終わった。
 80分間スピードが衰えない。さまざまな攻撃パターン。強いなあ。
 サントリーを倒すことができるチームは、いったいどこ?
 次のクボタは? NECか? それとも神鋼? 

 ファンの目は、三洋の背番号11番に向けられていた。
 三洋ボールで横展開の場面になると、「吉田!」と声がかかる。
 秩父宮がワーッとざわめく。 誰もがイメージするその姿。
 ボールを持ってライン際を走リ抜ける姿、を期待している。
 「吉田、行け!」  なかなかパスがまわってこない。凄いプレッシャー。  

 


 <11月11日>

 秩父宮で行われた対抗戦グループの2戦(明治対筑波・慶応対帝京)は、明治と慶応が
 順当に勝ちぬいた。
 明治は先週の慶応戦で負けた悔しさから立て直して、45−17。
 キックを多用した慶応に対し、帝京はよく頑張っていたが、ここぞというところでせっかくの
 チャンスを活かせずミスしてしまい、残念ながら攻め込めなかった。
 
 東芝は三菱重工相模原に勝ってようやく2勝目。残る対セコム戦、リコー戦で勝てるのか?
 東芝・セコムが2勝、リコー・三洋が1勝で並んでいるだけに、全国大会出場の残り席をか
 けた闘いはどうなるのか最後までわからない。これはおもしろそう!
 
 関西では、同志社が立命館に負けてしまった。なんで? 残る2試合は対近大・京産大戦
 だから、ちょっと厳しいな。一方の立命館は5勝目。初優勝まであと1歩だ。
 ヤマハは本田技研を破って4勝目だっていうし。
 波乱ぎみの関西から新参チームがやってくる日が今から待ち遠しいような。

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