菅平温泉やまびこ

ラグビー観戦記

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2001年11月17日〜11月24日   花園出場校決定! 熱い早慶戦


 <11月18日>

 山梨県代表は、今年も日川高校! 桂高校・・残念。
 保善高校は東京都第2地区で優勝! 

 
 今週末はどのゲームにも観戦に行けなかったが、各地区の高校代表校がほぼ出揃った。 
 昨年は同点でくじ引き決勝となった山梨県。今年は日川が桂を43−12と圧勝した。
 日川の皆さんはおめでとうございます。桂の皆さんは残念でした。またも複雑な心境・・。
 
 ところで、東京都の決勝2試合をテレビ観戦した。
 1試合目は国学院久我山対大東一戦。
   大東一は反則数が30を超えてしまうほどの苦しい展開で、せっかくのチャンスも活かせ
   なず、後半は力尽きてしまった。結果は国学院久我山が32−3と圧勝した。
 
 2試合目はお待ちかねの保善対東京。
   両チームともにディフェンスがいいしFWも強くて、なかなか点を譲らない。
   保善は前半終了間際に1PGを決めて3−0と先制するものの、その後はノートライ。
   後半は東京に1トライを許すが、再度1PGを決めて6−5と再逆転。
   このままいけば勝てるかも?  時計が気になる。最後まで力を振り絞れ!
   しかしノーサイド直前。保善はゴール前でペナルティを取られてしまい、もしPGが入れば
   東京が逆転優勝、という苦しい場面を迎えた。
   祈るような気持ち。これで負けたらあまりにもかわいそうだ・・・。
   相手のPGは残念ながらゴールをそれた。ここでノーサイド。やった!
  
 新井先生をはじめ、コーチたちが部員が抱き合って喜んでいる。
 一緒になって、テレビの前で飛び上がって喜んだ。
 夏合宿期間中、次々とやまびこを訪れたOBさんたちの姿を思い出す。
 選手たちをまとめる榎本主将や3年生たちの姿が浮かんでくる。
 そういえば、「応援に来てください」って言ってたっけ。
 あれは「花園へ応援に来てください」ってことだったんだ。
 そうだ。彼らは今年こそ花園行きを確信していたのかもしれない。
  
 【やまびこで合宿すると強くなる】っていうジンクスは、やっぱり当たりかな?
    保善がやまびこで合宿したのは、今年で2年目だったから・・(笑)
 いやいや、そんなことじゃないさ。そんな柔なことを言ったら新井先生たちに怒られてしまう!
 今年の保善は、チーム一丸となって目標に向かって頑張っていた。
 1次・2次・3次、と1ヶ月に渡る長い夏合宿を過ごし、どのチームよりも練習をしてきたはずだ。
 部員たちは、ヘロヘロになりながらも規則正しい合宿生活を過ごし、ラグビーに対する情熱を
 高めていた。たくさんのOBやご父兄たちの支えもあったことだろう。期待。感動。
 そんな一つ一つの積み重ねが今回の優勝につながったんだ。
 本当に優勝おめでとうございます。やまびこスタッフも嬉しいです。
 
 今回の花園出場は、新井先生が選手だった以来のことだそうで、実に21年ぶりだとか。
 そうなの? 昔のラグマガ別冊付録の高校大会徹底ガイドを本棚から引っ張り出した。
  昭和56年の第60回大会。東京第1地区代表。
 いたいた。集合写真の真ん中には、まだお若い新井先生が主将として写っておられました。
 古豪保善高校の21年ぶりの復活。全国大会でも頑張ってください。

<11月23日>
 

3連続トライを決めたWTB仲山くん

CTB山下くんの60m独走トライ。抜群のスピード

  早稲田大学 対 慶応大学 (54−21 秩父宮にて)

  
 一般席のチケットしか手に入らなかったので、ポール裏で観戦することにした。
 今年もチケットは完売。満員御礼だ。キックオフ1時間前の時点で、いす席はほぼ満席。
 今年こそ早稲田が勝つぞ、と期待しながら、チビッコたちのラグビーを観戦する。
 まだ小さい子供たちがボールを抱えて走る姿は、なかなか一丁前で微笑ましい。
 ここ数年、谷口レフリーのルール解説やミニラグビーは、キックオフ直前まで行われる恒例
 行事となったが、こんな光景を観ていると、つい暢気な気分になってしまう。
 これから全勝対決の早慶戦が始まるというのに・・。なんてね。  暖かな秋の1日。
 いよいよ両校の校歌が流れた。
 
 2時をまわっても、両チームともなかなかグランドに出てこない。
 まだロッカールームあたりで、感極まって涙しているのだろうか。
 ようやく登場した早稲田には闘志があふれていた。逆に慶応は少し覇気がない感じ。
 開始早々ペナルティを得た慶応は、まずPGを狙う。0−3。
 しかし早稲田は、キックオフからのボールを連続攻撃で持ち込んで、すぐ1トライ返す。
 このままゲームの流れは早稲田が支配した。
 両フランカー陣は、慶応FWの野沢くんや山本くんの縦突進を見事に食い止めた。
 ディフェンスの勝利。刺さるようなタックル。
 マイボールからの早い球出しはまるでサントリーのようだ。息をつかせない連続攻撃。
 早稲田は右に左に大きく展開して、グランド狭しと走りまくる。小気味よい。
 慶応は早稲田のスピートに振り回されて追いつけない状態。密集に人数をかけすぎ。
 早稲田のロングパスが面白いほどに決まる。
 前半の慶応は受身にまわってしまい防戦一方となった。ゴール前中央のほぼ同じ場所で、
 3回ペナルティキックを得るが、慶応は3回ともPGを選択。イージーな場所だったとはいえ、
 1回ぐらいは強気にトライを取りにいっても良かったのでは、と悔やまれる。

SH田原くんやSO大田尾くんの冷静な判断力、冴えてたなあ

 後半早々のノーホイッスルトライで40−9。
 せっかく目の前でのトライだったのに、カメラの準備も間に合わなかった。残念。
 このまま慶応は負けてしまうのか。まだ時間はたっぷりある。もう一度気持ちを立て直して。
 この後、慶応は早稲田陣内に攻め込んで2トライを返すが、早稲田も必死でしのぐ。
 試合を決定づけたのは、後半33分の山下くんの60m独走トライ。
    「また13番だよ・・」
 周りの慶応ファンたちはみな悔しそうに唸っていた。今日の山下くんの突進はお見事でした。
 結局終わってみれば54−21と早稲田の快勝。
 8本中7本を決めたCTB武川くんのゴールも、着実に点差を広げた。
 
 清宮監督の試合前の宣言どおり、早稲田は「30点差をつけて」慶応に圧勝した。
 これぞ清宮イズム。早稲田ファンは久しぶりに大喜びした1日であった。
 でも、うかうかしていられない。たとえ今日の出来でも、関東学院には通用するかどうか?
 何はともあれ、おめでとうございます。次の早明戦もスピードで勝って!

 


 <11月24日>

 東芝はセコムに快勝して3勝3敗となったため、最終リコー戦の結果を待たずに全国大会
 出場を決めた。ほっと一安心。
 いや、まだ1勝しかしていないリコーが大変心配だ。明日の試合では勝ちますように。
 
 関西ではワールドが近鉄に負けたので、明日の神鋼対トヨタ戦の結果次第では5位転落の
 可能性も出てきた。
 一方のヤマハはカネカに圧勝して6勝1敗。初戦の神戸製鋼には敗れたものの、その後の
 快進撃は予想以上だった。
 こうなると、もし最終戦が対神鋼だったら・・とつい予想してみたくなる。
 関西のゲームは今年ひとつも見ていないので、早く観たい。全国大会が楽しみだ!

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