菅平温泉やまびこ

ラグビー観戦記

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2001年11月25日   秩父宮で3本立てを観た!


<11月25日>

 
 
 関東学院大学 対 法政大学 (32-15 秩父宮にて)

  
 予想通り全勝対決となったこのカードは、昨年の大学選手権決勝以来の対戦。
 スタンドは好ゲームを期待する観客で埋まった。早慶戦人気に負けないほど。
 
 前半の関東は、法政の捨て身のタックルに勢い負けしてしまい、本来の継続ラグビーが
 できない。圧倒的な法政ペースのまま試合は運んだ。
 
8−15と今季初のビハインドで前半を折り返すことに。法政やるなあ。

 しかしこの危ういムードをハーフタイムで見事に立て直して、関東は後半早々やってくれた!
 まずスクラムで圧倒し法政のコラプシングを誘い、PGを決めて11−15。
 さらに10分には、山本くんが身体をねじりながら逆転トライを決める。Gも決まって17−15。
 15分には密集サイドをついて若松くんがトライを決めた。渋いなあ。これで25−15
 25分、密集からのボールをもぎ取るようにしてトライに持ち込んだ角濱くんは執念だった。
 残り15分の法政はすっかり息切れしてしまい、あちこちで選手たちがうずくまっている。
 これではもう攻められない。せっかくのチャンスを活かすことすらできない。
 前半の勢いのまま80分間闘い抜いたとしたら、法政の勝利もありえたかもしれない。
 関東学院の安定したFWの結束力が勝利を導いた。
 
 心配なのは、今村くんや鈴木力くんのケガのこと。
 試合終了後インタビューを受けた春口先生のコメントも、
 「これまでケガ人なくやってきたけれど・・」と、どこか浮かない表情だった。
 SOという重要なポジションがシーズン途中で変わると、ゲームメーキングはどうなるのだろう。
 昨日のジュニア選手権で優勝を決めた際、SO入江くんの成長ぶりが頼もしかったとか。
 そうだ。選手層が厚く、選手たちの意思統一がなされているKGUのこと。心配なんて無用だ!
 とにかく、リーグ戦優勝、本当におめでとうございます。
 またひとつ気持ちを入替えて、次の大学選手権優勝めざして、どんどん勝ち進んで下さい。  


優勝おめでとう!
記念写真撮ろうぜ。
俺も入れてくれ〜! おい、押すなよ!

心配そうに取り囲む先生たち。
今村くんは集合写真の輪にも入らなかった・・
ケガは大丈夫?d>

 ところで、周りの席を埋め尽くして観戦していた早稲田の部員たち。
 逆サイドでは、もちろん慶応の部員たちも熱い視線でこのゲームを見守っていた。
 大学選手権の組合わせから順当に勝ち抜いていけば、今日の4チームのうち対抗戦グル
 ープどうし、リーグ戦グループどうしの2チームがそれぞれ準決勝で対決し、どちらかの
 チームが決勝で対戦することになるであろう。
 早稲田の部員たちの反応を聞いていると、実におもしろかった。
 「この相手なら勝てる」と感じたのか、どうなのか。
 清宮監督の頭の中には、リーグ戦チームの攻略として、どんな構想が浮かんだのか。
 

   
 オーストラリア高校代表 VS U19日本代表 (77−5 秩父宮にて)

   
 この時期に、この色のジャージの対戦が見られるとは思わなかった。
 高校代表のゲームだとは言え、試合前に「君が代」を聞くと、なんだかワクワクしてしまう。
 「オーストラリアは全員肩組んでるよ」って、後ろの奴らが笑ってたけど、いいんじゃない!
 U19JAPANの選手たちは少し緊張しているように見えた。 
 

 オーストラリアの選手たちは、とても高校生とは思えない体格ぞろい。特にFW8人は全員
 180cm以上。190cm以上が4人もいるのだから驚いた。巨漢140kgにも驚いたけど。
 U19JAPANのメンバーはというと・・・。関東学院からは木下くんがNO.8に選ばれている。
 あっ、リザーブには佐賀工の長野くんもいるじゃない。
 スーパー高校生の正面くんはリザーブかあ。後半には登場するかな?
 早稲田からはSH後藤くんとWTB遠藤くんが。どおりで早稲田の部員たちの声援が賑やかだ。
 
 試合はというと、U19JAPANは11トライを奪われて、5−77と大敗。
 圧倒的な力の差を見せ付けられた。
 後半に中大のフランカー久保くんが1トライを挙げるのが精いっぱいだった。

U19唯一のトライ 体格が違う・・ 焦るなJAPAN
     ノーサイド 梶原コーチ
  
  
   堀越コーチと
    吉雄コーチ

 ところで、この試合は35分ハーフだったのか?
 電光掲示板の時計が37分を過ぎた頃、レフリーのハーフタイムの笛が吹かれた。えっ?
 スタンドは一瞬ザワザワっとしたが、何の場内アナウンスもなかった。
 後半も35分過ぎにノーサイドの笛・・・。微妙・・・。なぜか笑えたな。
 

 
 大学ジュニア選手権最終戦  早稲田大学 対 慶応大学 (12-12 秩父宮にて)
 
 
本日の秩父宮は”3本立て”の為、朝10:30キックオフという異例のスケジュール。
 バックスタンドにはまだ朝の日差しが差し込んでおらず、メインスタンドからは薄暗く見えた。
 そのせいか、一昨日の早慶戦の熱気が思い起こされる秩父宮での同じカードなのに、
 観客が少なくて、寂しげな空気の中で試合は行われたため少し残念だった。
激しいタックルは
シニアと同じ
ロングパスも
随所に見られた

 早稲田の部員たちが声援を送るすぐ側で観戦することにした。
 先日の早慶戦で選手として活躍した部員たちも、今日はブレザー姿で、どの顔も穏やかだ。
 緊張気味のジュニアの選手たちに大声でアドバイスを飛ばす。
 前半2トライを取って波に乗っていた早稲田だが、ハーフタイム直前に1トライを返される。
 
 いやなムードで折り返した後半は慶応ペース。
 15分。右PRが負傷退場したが、既にPRのリザーブは出場済みだったのか、なんとHO寺山
 くんが3番に入らざるをえないことに。当然スクラムは押しこまれて廻ってしまう。
 一度入替退場(?)した左PRが再度出場する場面も見られたけど、そんなことできるんだな。
 紀くんがシンビン退場する間に1トライを返され、12−12の同点に追いつかれた。
 残り時間も僅かのため、両チームともかなり熱くなって時折荒いプレーも見られたが、
 早稲田の追い上げも虚しく、2チーム引き分けに終わった。
 この結果、昨日の関東学院が優勝。トライ数差で早稲田が2位になったとか。お疲れさま。
  


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