菅平温泉やまびこ

ラグビー観戦記

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2002年6月16日  2003年W杯へ向けて アジア予選が始まった


<6月16日>


 アジア予選第1試合目  日本 対 韓国 ( 90−24  国立競技場にて) 
   
  2003年W杯のアジア地区出場枠をかけた大切なゲーム。負けることなど許されない。
  向井監督は「30点差をつけて勝利する」と宣言しておられたが、今回からホーム&
  アウェイ方式のリーグ戦に変わったし、韓国は死に物狂いで闘ってくるに違いない。
  まずは、ホームでの初戦突破。
  進化しているJAPANの力を信じながらも、どこか不安を抱えつつ、観客席に座った。
  
  開始から、韓国は気迫とパワーでプレッシャーをかけてきて、JAPANは押され気味だった。
  激しいプレーにケガ人は続出。途中でジャージが破れて着替えた選手も何人かいた。
  JAPANが先制PGに続きトライもあげて勝ち越しているというのに、あまり安心できない
  状況が続く。 まさかと思った瞬間、韓国の快速WTBがディフェンスの隙をついて飛び出し、
  左タッチライン際を個人技で走りぬけてトライ。
  同じようなパターンで、あれよあれよと連続3トライを奪われ、追い上げられた。
     「どうしたJAPAN!」 「何やってるんだ!」
  観客席から厳しいヤジが飛ぶ。
  ここでJAPANは慌てなかった。
  目が覚めたかのように落ち着きを取り戻し、ボールを継続してキープする。
  勢いづくJAPANは連続4トライをあげて、前半だけで45−24と韓国を突き放した。

  後半もJAPANが一方的に攻めたて、計7トライの猛攻で、韓国をノートライに抑えた。
  90−24でノーサイド。監督の宣言を上回る、60点以上の大差をつけて圧勝した。
  トライ後のゴールもよく決めたWTB栗原くんは、1人で35点を稼ぐ大活躍。
  これは、日本代表テストマッチの1試合最高得点記録の更新となったそうだ。

W杯サッカー開幕後、新聞やニュースを賑わす連日の
サッカーの話題には、複雑な心境・・・。
「パブリック・ビューイング」と称し、大画面テレビに映し
出される映像を見るためだけに、連日5万人以上の
サッカーファンで埋め尽くすされた国立競技場。
テストマッチが行われるという今日、どのくらいの
ラグビーファンが押しかけるのかと心配だった。 
観客総数は約25,000人。
両ポール裏の一般席ゲートは閉鎖されており、
メインスタンドとバックスタンドに集中しているはずだが、
サッカーに比べれば観客席は寂しい状況。
桜のジャージ姿の人も少ないし、「君が代」の大合唱もおこらなかった。
いつもながらのラグビーファンの在りよう。声援と拍手。
でも、ラグビー協会が呼びかけた「バックA席のサポーターズシート」は満席でビッシリ。
JAPANの紅白小旗が一斉に振られると、観客席は赤く色づき、どこか感動的だった。
   「日本での、ホームでの試合なんだなあ」
ファンの惜しみない声援に、選手やスタッフたちは、強く勇気づけられたにちがいない。

 まずは1勝。これでW杯アジア地区代表の座に大きく近づいた。
 次の中華台北との試合でも、気を抜かず、JAPANのスタイルを貫いて勝つことであろう。
 そして最終7月21日のアウェイでの試合まで、勝利街道をまっしぐらに突き進んでほしい。
 サッカー人気に負けてなんかいられない!  頑張れJAPAN!
   


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