菅平温泉やまびこ

ラグビー観戦記

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2002年9月〜10月中旬    いよいよシーズン入り アジア大会もありました


<9月15日>

 
 早稲田大学 対 オックスフォード大学 (23-23 上井草にて)  
 
 
  なじみ深かった東伏見グランドへは、自宅から自転車で出掛けたものだが、
  新しいグランドへ行くのはこの日初めてだったので、バスと電車を乗り継いで行った。
  上井草駅から徒歩2分。西武線上り電車の車窓からもグランドが見えた。
  まず門構えからして立派。敷地内には噂どおりの施設がいろいろと備わっている。
  青々とした芝グランド・・。もう砂埃が舞うことも、トンボをかけることもない。
  東伏見Gから移転すると聞いた時、一ファンとして大変寂しいな、と思った。
  7月のさよならイベントは感動的なフィナーレだった。
  しかし、この素晴らしく整った環境を見ると、”強くなる為の必須条件”だと、今更ながら
  思い知らされた感じがした。
  
  この試合に焦点をおいて夏から仕上げてきた早稲田としては、是非とも勝ちたかった 
  にちがいない。選手たちはよくタックルし、よく耐え、よく攻め続けた。
  しかし肝心なところでミスしてターンオーバーされてしまい、トライには繋がらない。
  前半の早稲田は3PGのみ。9−10でハーフタイム。
  後半7分。重苦しい空気を縫って、大田尾くんが待望のトライ。やったあ!
  上井草グランド初のトライ。観客の大きな拍手に応え、思わずガッツポーズしていた。
  その後、両チームともに1トライずつ返し、23−20として迎えた38分。
  勝利にこだわったオックスフォードは、中央からのPGを決めて引き分け同点とした。
  
う〜む。惜しかったよ。今日は勝ってほしかったなあ。記念日だったし・・。
  
ともあれ、グランドの”こけら落とし戦”に詰めかけた熱心なファンを、大いに楽しませ
  てくれた1日だった。
  指定席チケットを手に入れた幸運な3500人の観客以外にも、フェンス越しに
  立ち見したり、ご近所の2階のベランダから見ていたり、と大勢の人々がこの1戦を
  興味深く観戦。早稲田グランドは、上井草の新名所になりそうだ。  

 【ひとりごと】
   オープニングセレモニーもあるし、記念すべき日だし、「たくさん写真撮らなくちゃ」と
   朝から意気込んでいたのに、いざ撮る段になってデジカメが固まってしまった?!
   だから写真が1枚もないのでありました・・。トホホ。
    


<9月22日>

 
 関東学院大学 対 オックスフォード大学 (33-41 秩父宮にて)

  
  両チーム先制は、関東がPGを選択し3−0。
  前半は関東が優勢に攻め込んで、両WTB水野くん・三宅くんが見事なトライをあげる
  など、20−7とオックスフォードを圧倒する。
  しかし後半早々、タッチキックをチャージして1トライ返す頃から、オックスフォードは
  モール攻撃をしかけ、関東FWを圧倒し猛反撃を始めた。
  35分には犬飼くんが逆転トライするが、ゴールは決まらず33−27の6点差。
  
逆に39分にトライされ、33−32と1点差まで詰め寄られる。
  正プレースキッカーが負傷して、PG/Gともに外し続けていたオックスフォードに対して、
  悪いと思いつつも、「今度も入らないで・・」とつぶやいてしまう観客たち。
  しかし、この時ばかりはウィレットがケガをおして蹴ることになり、見事にゴール成功。
  終了間際に、あえなく33-34と逆転されてしまった。
  茫然とする選手たち。
  気が抜けたところをさらにもう1トライあげられて、結果的には33−41だった。
  後半だけで6トライ・・。
  ノーサイド直後、関東の選手たちはがっくり肩を落としていたが、オックスフォードの
  選手たちと握手しながらジャージを交換し、最後は笑顔でグランドを後にした。
  ノーサイドの精神だなあ。
  いよいよリーグ戦が始まる。1戦1戦、慎重に臨んで勝ち進んでほしい!
    

 早稲田大学 対 法政大学 (45-31  秩父宮にて)   
 
 
  法政の鉄壁ディフェンスは凄かった。
  10mライン附近に横一線に並ばれると、早稲田が密集サイドを右に左に突こうとして
  も阻まれてしまう。何度も突いてギャップを作るしかないのだが、なかなか前に
  進めない。逆に勢いに乗った法政は、開始20分で4トライを浴びせかけた。
     何やってんだ早稲田?  もっとオープンにまわせ! 
  客席から無責任な野次が飛ぶ。このままでは終われない。前半14−24で折り返す。
  法政は、後半になると疲れて足が止まってしまいがち。残念ながらこの日もそうだった。
  ディフェンスが甘くなったところを、早稲田が次々と連続攻撃を仕掛けて、ボールを
  継続し始めた。SHが田原くんに代り、選手の動きが格段に良くなったように見えた。
  
内藤兄弟やルーキー佐々木くん、山下主将らがトライを量産して法政を圧倒。
  終わってみれば45−31だった。


<9月29日>

 
 あのパットさんが・・

  
  「ラグビー元日本代表ツイドラキさん 心不全のため急死」
  新聞記事を見て、愕然としてしまった・・。
  JAPANやトヨタの選手として大活躍しておられた姿が目に浮かんだ。
  試合中は、いつも険しい真剣な顔で80分間を闘い抜いておられ、数々のゲームで、
  観客にもたくさんの勇気と感動を与えてくださった。
  
試合や練習が終わって、ジャージを着替えた後は、大きい目をパチクリさせながら、
  ニコニコッと笑って話し掛けてくださる、とても愛嬌ある方だった。
  彼の陽気な人柄はもちろんのこと、そんなギャップもまた魅力となって、
  JAPAN合宿でやまびこを訪れられる度に、毎年、スタッフの間でも人気者だった。
  チョコレートがお好きだったパットさん。
  食事の後は、必ずと言っていいほど売店でチョコレートを買っておられたな。
  少しはにかんだ子供みたいな笑い顔で。
                                ご冥福をお祈りしています・・。


<10月13日>

 
 アジア大会 日本代表15人制でも無念の銀メダル・・
  

  7人制で4位と甘んじてしまったJAPAN。
  15人制では優勝してくれると信じていたが、残念ながら苦杯をなめる結果に終わった。
  韓国は、地元の強力な応援団を見方に引き付け、日本を圧倒した。
  
ケガ人続出でメンバーが揃わなかった。
  外国人選手の参加はなく、日本人選手のみの布陣。
  7人制と15人制をこなさねばならなかった長期間にわたる大会。
  
さまざまな悪条件が重なってしまい、寂しい結果に終わったアジア大会。 
    選手やスタッフの皆さま、W杯アジア予選から引き続き、大変お疲れ様でした。
    
しばらくは、それぞれの所属チームでのご活躍を期待しています。
    来年のW杯に向けて、これからさらに頑張って下さい。頑張れJAPAN!


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