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決勝戦に相応しい快晴の午後。風が強い。悲しいかな、観客席には空席が目立った。
サントリー 対 東芝府中 (38-25)
サントリーは序盤早々の3分に、小野澤くんが左サイドを70m独走して、あっさり先制トライ。
今日もこのまま爆勝かと思われたが、そこは東芝が好ディフェンスでサントリーを苦しめる。
否応なくサントリーの反則数が増えるところを、東芝はテンポよく3トライと1PGをあげ、
前半は14-20と6点リードで折り返した。
特に、ロスタイムに入ってからのトライは綺麗だった。松田さんから石川くんへのパスは
絶妙のタイミング。さすがはベテラン松田さん。前半はいい感じ。
後半は疲れが出たのか、徐々に東芝勢の足が鈍り始め、FW勢が戻りきれなくなる。
自然と反則数が増える。サントリーは攻撃の手を緩めない。
14分に伊藤くんのトライで20-21と逆転すると、続く19分には栗原くんの憎らしいほどの
独走トライで、20-26と突き放しにかかる。
残り20分。東芝にしてみれば、1T1Gで逆転できる点差。まだまだいける。
そんな後半35分。東芝は敵陣でマイボール・ラインアウトを得た。やった。いけるぞ。
しかし確実にキープできずサントリーに奪われて、絶好のチャンスを逸してしまった・・。
逆にチャンスを逃さないサントリーは、39分にゴール前での密集でペナルティを得た瞬間、
ルーキー若松くんがすかさずトライ。やるなあ。
さらに41分には、大久保キャプテンがダメ押しのトライ。勝利を手にした。
両チームともに素晴らしいフィットネスで闘い続けたが、最後の最後で差が出てしまった。
東芝は後半30分過ぎまで耐え続けたものの、その後ケガ人が続出し、交代に次ぐ交代。
ついにはリザーブ全員が出払うという事態になってしまった。
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それでもノーサイド寸前に、
東芝は最後の力を振り絞って
トライをあげた。
呆然とするサントリー勢。
次の日本選手権につながる
執念のトライだった。 |
サントリーの皆さま、優勝おめでとうございます!
「永遠に勝ち続けます・・」と、土田監督がおっしゃるとおり、本当に勝ち続けそうで怖い
サントリー。この勢いを止められるチームはいないのだろうか。
今シーズン、強い東芝が帰ってきたことは何より嬉しかった。復活おめでとう。
5年ぶりの優勝を果たせず残念だったけれど、準優勝おめでとう。激闘をありがとう。
次の日本選手権で、もう1度雪辱を。素晴らしい80分間を期待して。
【ここでひとこと】
来シーズンからトップリーグが始まる為、第55回社会人大会は今日で幕を閉じた。
その記念すべき決勝戦は、知らぬ間に土曜日に変更になっていた。
いや、シーズン始めの予定表が間違っていただけなのかもしれない。
しかし土曜日だったせいか、せっかくの国立競技場でも、かなり空席が目立ってしまった。
せめて日曜日開催であれば、もう少し集客できたのでは?
社会人大会って、この程度の人気しかないのだろうか。
大学選手権決勝ではほぼ満員になっていた。サッカーなら高校大会決勝で超満員・・。
いっそ、満員の秩父宮の方が、決勝戦の臨場感を味わえたかもしれない。
今年9月13日から開幕するトップリーグ。
好ゲームが期待できるし、試合数が増えるので、ファンにとっては嬉しい限り。
でも、そうそう遠方まで観戦に行ってもいられないし。財布は乏しくなる一方。
ラグビー人気低迷のままでは、せっかくハイレベルの試合でも観客席は閑古鳥となりそうだ。
何か策はないものか? もっと魅力的な何か? もっとマスコミにアピールするとか。
一般ファンにできることは、少しでも周りにラグビーファンを増やすことぐらいかな?!
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