2003年6月8日  日本代表対オーストラリアA戦  

  
  東京は真夏のような暑さ。日向にじっとしているだけで頭のてっぺんが熱くなる。
  まだ朝晩は冷え込んでいる菅平との気温差に身体がついていけず、頭がガンガンしてきた。
  観客でさえこうも暑いのだから、炎天下でプレーする選手はかなりキツイにちがいない。
    
  ただ暑いだけじゃない。今日の秩父宮は熱かった。
  試合前から、ロシア戦の時とは明らかに違う熱気に包まれていた。オーストラリアA代表の選手たち
  はグランドでUPしていたし、スクリーンにはジャパンの映像が流れていた。続々とファンがつめかけ
  一般席はほぼ満員。S席の中央部分以外がぽっかり空いていたのは気になったけど・・。お手軽席
  でOZの雰囲気を楽しもう、というファンが多かったからか。
    A代表とはいえ、オーストラリアチームを生で見ようと足を運んだ人々。ジャパンの勝利を微かに
    期待して応援にきた人々。ペア券なら安いから、とダンナさんに渋々ついてきた感じのご夫婦。
    小さな子供づれの家族も多かった。外人さんの子供はかわいい。
  選手が入場すると、どよめきと歓声がおこった。国歌斉唱では、小さくだが「君が代」がこだました。

そんな熱い空気はあっという間に打ち砕かれた。
オーストラリアのキックオフ後、ジャパンは相手陣内に大きく蹴りこんだが、あっさりカウンターされ
て、なんとノーホイッスルトライ。電光掲示板のデジタル時計の数字はまだ30だった・・。
あ〜あ。5日の第1戦と同じように、このままどんどん引き離されてしまうのだろうか? 

 ジャパンのしつこいディフェンスにも慌てず、逆にちょっとしたミスや 不用意なキックをついてくる。   
前半だけで6トライを献上してしまうボロボロの42失点。はあ〜。 
一方、なんとしても点差を詰めたいジャパンは1PGの3点のみ。ゴールは遠いよ。
前半終了間際になってようやくテンポの出だしたジャパンに、絶好のチャンス到来。
   余ってる〜!  いけ〜!
けれど痛恨のノックオン。あああ残念。ハーフタイム。3対42かあ。


後半は気持ちを引き締めて頑張れ、と願った矢先のキックミス。
どうもピリッとしない。ジャパンこれからだ。
6分すぎ。相手反則から速い仕掛けで縦についた後、右オープン
に大きく展開して、大畑くんが右隅にトライ。やった〜!
やっとあげた1トライに、ファンは大喜びの大騒ぎ。
    せっかくのシャッターチャンスを逃した。なぜならまわりが一斉に立ち上がっ
    たから。スクリーンにリプレーされたトライシーンでも撮っとかなしゃーない→

勢いに乗り始めた8分すぎ。難波くんに対するハイタックルで豪選手1名がシンビン退場となった。1人少ないオーストラリアに対し反撃のチャンスだ。暑さにバテたのか、オーストラリアの動きが少し鈍ってきた。ジャパンはメンバー交替して果敢に挑む。自分たちのラグビーを取り戻せ。
15人一体となって。ようやく右隅にトラ〜イ! ファンはまたまた総立ちだ。
Gも成功して15対47。この調子であと1・2本のトライがほしいところ。
 

しかし反撃もここまで。残り時間に立て続けに3トライをあげられ、点差は広がるばかり。
結果15対66とは。悲しくも10トライを奪われ、オーストラリアAに2戦とも大敗してしまった。
次は
韓国かあ。死ぬ気でくるだろうなあ。壊されないかなあ。
テストマッチと合宿の繰り返しで、選手やスタッフたちは大忙しの毎日。健康やケガに気をつけて、ますます頑張ってほしい。

 <おまけ1>
  国歌斉唱の際、スクリーンに映し出されたジャパンの選手たちのほとんどが坊主頭だった。
  厳しい表情の坊主たち。イカツイ坊主がぞろろと並ぶと、コワイ。
     丸刈り、流行ってるの? 暑さ対策か密集対策?  ひょっとして気合入れの丸刈り?!
     それにしても○○くん似合わな〜い!
  後で知ったのだが、長谷川さんの部屋で新聞紙を広げて一人一人頭を丸めたのだそうだ。
  それほどみんな気合が入っていた、ということ。
  気合は結果につながらなかったけれど、チームの気持ちは一つにまとまってきている。    

<おまけ2>
  「Aussie! Aussie! Aussie!」 「 Oi! Oi! Oi!」 
  オジー・アンセム・コールはいつ聞いてもカッコいい。意気盛んな感じ。何度となく、どこからともな
  くおこり、一つにまとまる。合わせて国旗が舞い、ワラビーズジャージの人たちが踊る。
  それに対して、ジャパン応援団はノーサイド寸前にようやく声をあげた。
  「ニッポン!チャチャチャ!」
  チャチャチャはこれほど日本人に定着しているのに、なんとカッコ悪いんだろう。どこかコミカル。
  他にいいコールはないものか。「ニッポン」じゃなく「ジャパ〜ン」って叫ばなきゃ。
  これまたオーストラリアに完敗なのであった。

 

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